diff --git a/content/labs/visualization/2020-06-13-different-types-of-graphs.md b/content/labs/visualization/2020-06-13-different-types-of-graphs.md index 7392bbf..ac7753c 100644 --- a/content/labs/visualization/2020-06-13-different-types-of-graphs.md +++ b/content/labs/visualization/2020-06-13-different-types-of-graphs.md @@ -217,3 +217,17 @@ chart=true - ヒートマップの最大の特徴は、塗り絵のように表を色で塗る点です。データを読んでわかるというよりは、データの傾向を表す色を見てわかる「表」に仕上がります。 - ヒートマップは数字を色に置き換えて、「どのデータ項目にデータが偏っているだろうか?」と考えます。つまりヒートマップが一番得意な表現方法は、量の「偏り」です。 - 細かく比較するのにはヒートマップは適していませんが、全体のデータの傾向を一瞬で把握するのには最適なのです。 + +### 散布図 +散布図の特徴は以下のように説明されていました: + +> 散布図は2つのデータとその2つのデータを束ねるデータ項目が用意されます。あとは、縦軸と横軸の2軸で構成された表にひたすらそのデータを点として打ち込むだけです。まさに「scatter:なのです。たったそれだけなのに、データの傾向を把握できます。 + +散布図が表現するのは、2つのデータ項目の「関係」: + +> 複数の項目を表現した点を俯瞰して見て「縦軸と横軸の相関(二つのデータ項目が密接に関わり合っている状態)はあるだろうか?」と考えます。つまり散布図が一番得意な表現方法は、2つのデータ項目の「関係」です。散布図は、二つの観点から見たデータの関係性を最もわかりやすく図で表現できます。「相関」という言葉、あまり聞き慣れないですよね。一方の値が変化している時、他方の値も変化しているという2つの値の関連性を意味しています。「相関関係」とも表現します。 + +> 伝えたい内容は、2つのデータ項目間の比較でも推移でも偏りでもありません。「関係」というデータ同士のつながりです。 + + +