--- title: おとなのひとにいってほしかった24のこと author: kazu634 date: 2005-08-25 url: /2005/08/25/_104/ wordtwit_post_info: - 'O:8:"stdClass":13:{s:6:"manual";b:0;s:11:"tweet_times";i:1;s:5:"delay";i:0;s:7:"enabled";i:1;s:10:"separation";s:2:"60";s:7:"version";s:3:"3.7";s:14:"tweet_template";b:0;s:6:"status";i:2;s:6:"result";a:0:{}s:13:"tweet_counter";i:2;s:13:"tweet_log_ids";a:1:{i:0;i:1985;}s:9:"hash_tags";a:0:{}s:8:"accounts";a:1:{i:0;s:7:"kazu634";}}' categories: - つれづれ ---
バイト先からの帰り道、本屋で何気なく見つけたのがこの本。面白そうなので手にとってぱらぱらとめくってみたんだけれど、これは面白い!素朴に語ってはいるものの、酸いも甘いも経験してきたという年月を感じさせるところがいいのではないだろうか。
自分は、Conradなんていう誰に聞いても(含・ネイティブの大学教授)「難しい」としか言われない骨太の作家を専門にしようとしているのだけれど、このConradもまた人生の酸いも甘いも経験してきたような骨太の価値観を元にして語っているのではないだろう?―みたいに思っているので、こういうのは参考になるなぁ、と思った。帆船に乗った船乗りとして、Conradは常に自分の限界に立ち向かっていき、人として成長していったのではないのかなぁ。サン・テグジュペリも次のように言っているし。
The earth teaches us more about ourselves than all the books in the world, because it is resistant to us. Self-discovery comes when man measures himself against an obstacle. To attain it, he needs an implement. He needs a carpenter’s plane, or a plough. Little by little, as he walks behind the plough, the farmer forces out a few of nature’s secrets, and the truth which he uncovers is universal. In the same way the aeroplane, the implement of the airline companies, brings man face to face wit all the old problems.
ここでは、飛行機について語っているけれど、サン・テグジュペリが念頭に置いている「古い問題」というのは「障害に立ち向かっていく際の問題」なのではないかな。こう考えると、帆船というのは農夫にとっての鋤と同じものではないかなぁ…なんて思ってみたり。
ちなみに、英語で良ければ、ここで『おとなのひとにいってほしかった24のこと』が読めます。ちなみに、その24のこととは、
でした。