--- title: 単騎、千里を走る author: kazu634 date: 2006-02-07 url: /2006/02/07/_219/ wordtwit_post_info: - 'O:8:"stdClass":13:{s:6:"manual";b:0;s:11:"tweet_times";s:1:"1";s:5:"delay";s:1:"0";s:7:"enabled";s:1:"1";s:10:"separation";i:60;s:7:"version";s:3:"3.7";s:14:"tweet_template";b:0;s:6:"status";i:2;s:6:"result";a:0:{}s:13:"tweet_counter";i:2;s:13:"tweet_log_ids";a:1:{i:0;i:2263;}s:9:"hash_tags";a:0:{}s:8:"accounts";a:1:{i:0;s:7:"kazu634";}}' categories: - 映画 ---

tanki_senri

もう二日ぐらい前になりますが、『単騎、千里を走る。』を観てきました。高倉健主演・チャン・イーモウ監督作品です。いや、とてもよかったです。

続きはネタバレ含みそうなので、↓をクリック♪

 

高倉健演じる主人公が、死に瀕した息子の代わりに中国に向かうというのが大雑把なあらすじ。息子は中国仮面舞踊の研究者で、「単騎、千里を走る」という関羽を扱った芝居をまた観に行くという約束をしていた。だが、息子は末期の肝臓ガンに冒されていた。高倉健演じる父は、息子とここ10年ぐらい疎遠になっていたが、息子との仲を修復したいと考え、中国へ赴く。だが、「単騎、千里を走る」を演じられる役者は犯罪を犯し、牢屋に入っていた。何としても「単騎、千里を走る」をビデオに収め、息子に見せたいと考えた主人公は、様々な人々を動かして、ついに「単騎、千里を走る」の撮影に成功する…というのが、ストーリーの基本ラインになるのかな。

印象的だったのは、

こうした主人公を高倉健が渋く演じているわけです。

 

この映画を観て強く興味を引きつけられたのは、チャン・イーモウ監督の映画の作り方でした。自分が専門とするコンラッドとの類似した点がとてもあるように感じました。例えば、

というところが、自分の専門と重なって面白いと感じました。


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