--- title: 映画・『UDON』 author: kazu634 date: 2006-09-15 wordtwit_post_info: - 'O:8:"stdClass":13:{s:6:"manual";b:0;s:11:"tweet_times";i:1;s:5:"delay";i:0;s:7:"enabled";i:1;s:10:"separation";s:2:"60";s:7:"version";s:3:"3.7";s:14:"tweet_template";b:0;s:6:"status";i:2;s:6:"result";a:0:{}s:13:"tweet_counter";i:2;s:13:"tweet_log_ids";a:1:{i:0;i:2549;}s:9:"hash_tags";a:0:{}s:8:"accounts";a:1:{i:0;s:7:"kazu634";}}' categories: - つれづれ ---
映画『UDON』を観てきました。元々は小西真奈美見たさだったのですが、思いの外出来が良くて予想外でした。日本のソウルフードとしてうどんを取り上げたのが、この作品です。ちなみにソウルフードとは(via 魂食!):
その味覚や食べたシチュエーションなどにより、それを常食としていた人の魂(ソウル)を育て、人格を形成する一要素となるほどに印象深く心に刻み込まれている食品のこと。
だそうです。
物語としては、ユースケ・サンタマリア扮する「放蕩息子の帰還」(聖書から連綿と続くよくあるテーマなんです)とそれによって生じた非日常的な出来事が、うどんと絡めて展開されています。様々な視点から読み取ることができると思うのですが、「父と子の和解」みたいなテーマが一番自分にはしっくり来ました。
うでも、その観点からすると、父の味を子供のユースケ・サンタマリアがすぐに引き継げたのがちょっとリアリティに欠けるのかな?まぁ、そういう展開にしなければ父と子の和解みたいなものは描けなかった訳なんですが…そこら辺が個人的にはちょっと残念でした。
父に「近くにいるときは気づかないのだけれど、遠く離れて初めてその大事さに気づくもの」を象徴させ、故郷とも重ね合わせるなど、何かこういい話でした。