--- title: LEGO author: kazu634 date: 2005-10-06 wordtwit_post_info: - 'O:8:"stdClass":13:{s:6:"manual";b:0;s:11:"tweet_times";i:1;s:5:"delay";i:0;s:7:"enabled";i:1;s:10:"separation";s:2:"60";s:7:"version";s:3:"3.7";s:14:"tweet_template";b:0;s:6:"status";i:2;s:6:"result";a:0:{}s:13:"tweet_counter";i:2;s:13:"tweet_log_ids";a:1:{i:0;i:2091;}s:9:"hash_tags";a:0:{}s:8:"accounts";a:1:{i:0;s:7:"kazu634";}}' categories: - つれづれ ---

LEGOというおもちゃを知っていますか?それをコンピュータ上で構成するソフトをLEGOで配布していたそうなのですが、LEGO好きのハッカーが自分たちが使いやすいようにハックしてしまったそうです。(ここを参照)

こういうことをすると普通の会社だと拒否反応を示すものですが、LEGOは違いました。同社のシニアプロデューサー・Schererは次のように語っています。

「われわれは、自社のソフトウェアにユーザーが変更を加えるという考えを受け入れ、実際にそうするよう勧めている」と同氏は述べた。「わが社の製品には膨大な数の大人のファンが存在する。そのため、ファンの人々が自分の必要に合わせて変更できるようなソフトウェアをつくった場合、われわれはそれをサポートしていく」(Scherer)

そして同社のJacob McKeeはこのように述べています。

「われわれにとって、ユーザーがこうしたハッキングをしていることは、とくに驚きではない。なぜなら、それこそわれわれの望んでいたこと–つまりファンがわれわれのしていることの中核部分を引き受け、このシステムを自分たちのために所有するようになることを望んでいるからだ」と同社のJacob McKee(グローバルコミュニティリレーションズ担当)はいう。「われわれは、さらに多くのコンテンツや開発ツールをリリースし、今後もこのプロセスを支援していきたい。ユーザーが本当にこれに飛びつき、われわれがまだ考えついてもいないことを始めてほしいと願っている」(McKee)

同社のレゴを愛好する人たちからのアイディアを受け止めようとする姿勢は評価できますね。ハッキングしてまで自分たちが作り上げたいと考えているレゴを生み出そうとしているのだから、こうしてハックされたソフトウェアは同社にとって貴重なフォーカスグループの役目を果たすのではないでしょうか。