--- title: 気になった文章 author: kazu634 date: 2010-04-24 wordtwit_post_info: - 'O:8:"stdClass":13:{s:6:"manual";b:0;s:11:"tweet_times";i:1;s:5:"delay";i:0;s:7:"enabled";i:1;s:10:"separation";s:2:"60";s:7:"version";s:3:"3.7";s:14:"tweet_template";b:0;s:6:"status";i:2;s:6:"result";a:0:{}s:13:"tweet_counter";i:2;s:13:"tweet_log_ids";a:1:{i:0;i:5237;}s:9:"hash_tags";a:0:{}s:8:"accounts";a:1:{i:0;s:7:"kazu634";}}' author: - kazu634 categories: ---

一緒のチームになってまず思ったのは、すごく上手いのにそれを鼻に掛けないこと。とにかく黙々と練習してて、天才なんだけど、天才らしくない直向きさがある。それってすごく貴重なことなんです。 (中澤佑二 on 中村俊介)

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2010年 4/15号 [雑誌]

中島聡さん(Life is beautiful)の文章が刺激的だった:

マラソンのランナーは、毎日のように20キロも30キロも走る。私にとっては、たとえ5キロのランニングでも精神的にも肉体的にも信じがたい苦痛だが、彼らにとってはそれは本当の意味での「苦痛」ではないのだ。確かに肉体的には過酷なことをしているし、精神的にも肉体的にも常に自分自身をレースに備えた状態に保つのは簡単な話ではない。しかし、マラソンを走り続ける人達に共通して言えることは、彼ら自身が、そんな努力を自ら喜んでやっている点だ。

どんなに才能があろうと、どんなに周りの人に言われようとも、自分が走りたくなければ肉体を酷使する練習には耐えられないし、ゴールを目指して走り続けることなどできない。

せっかく仕事に就くのであれば、給料とか社会的地位とかを基準にするのではなく、自分が好きなことやりたいこととマッチした職を選ぼう、というのが私の人生論である。若い打ちにいろいろなものに触れておき、自分が本当に何がしたいのか、何になら夢中になれるのかをできるだけ早いうちに見つけ出すことは、その後の人生にとって大きなプラスとなる。そんな「転職」を得るための努力なら惜しむことはないし、けっして無駄にはならない。そうやって「好きなことをして生きていく」ための努力を続けている限り、(他の人にとっては)つらいことも苦痛ではなくなるし、楽しい人生が送れる。一度しかない人生、思いっきり楽しもうぜ。

WEB+DB PRESS Vol.56