--- title: 『踊る大捜査線に学ぶ組織論入門』 author: kazu634 date: 2005-11-23 url: /2005/11/23/_198/ wordtwit_post_info: - 'O:8:"stdClass":13:{s:6:"manual";b:0;s:11:"tweet_times";i:1;s:5:"delay";i:0;s:7:"enabled";i:1;s:10:"separation";s:2:"60";s:7:"version";s:3:"3.7";s:14:"tweet_template";b:0;s:6:"status";i:2;s:6:"result";a:0:{}s:13:"tweet_counter";i:2;s:13:"tweet_log_ids";a:1:{i:0;i:2201;}s:9:"hash_tags";a:0:{}s:8:"accounts";a:1:{i:0;s:7:"kazu634";}}' categories: - つれづれ ---
この本を読んで面白いと感じた部分は、できるマネージャーと凄いリーダーの違いでした。
できるマネージャー | すごいリーダー |
・理性、データ、分析(左脳) | ・感性、感情、直感(右脳) |
・クールでテクノクラート風 | ・熱くビジョンを語る |
・冷静さ、客観性を重視し、計数管理がうまくできる | ・強烈な価値観を持っていて、それを押し通す、カリスマ |
・システムを使う | ・人間くささ、人間的魅力で人を引っ張る |
・論理学やルールを重んじる | ・人間学や人間的愛情を重んじる |
・ルールを遵守する | ・自分のフィロソフィーを守る |
・誰がやってもうまくできる仕組みを作って、他の人(後継者)が効率よく仕事をやっていけるようにする | ・この人について行きたいと思わせる、持って生まれた人間性が鍵なので、余人を持って代え難い |
・バランス感覚に優れている | ・大きな絵やビジョンを考え、それを追い求める |
・しかし、どこか特別に際立っているところが必ずしもあるわけではない | ・バランスがあると言うよりは、時に偏っているぐらい特徴のある思想を持つ。しかし、多少とも抜けがあり、はらはらさせる |
・でも、抜けがなく安定力がある。平均以上にすべてが良くできる | ・でも、その絵やビジョンが外れではなく、人に熱くアピールするときには、周りもついつい応援してしまう |
・危機的状況を予防したり回避したりする | ・危機的状況で迫力を出す |
・必然的世界に生きる | ・偶発的世界に生きる |
・何かを守る | ・何かを壊す、変化させる |
・すでにある枠組みを大いに利用する | ・枠組みを作り出すか、壊す |
・調和、配慮 | ・攻撃的で妥協しない |
・人の割り振りを行う | 自分でぐいぐい前進する |
アップルのジョブズは完全に凄いリーダーなんだろうなぁ…というのが感想。
踊る大捜査線に学ぶ組織論入門 |