--- title: 杉本博司・「時間の終わり」 author: kazu634 date: 2005-11-04 wordtwit_post_info: - 'O:8:"stdClass":13:{s:6:"manual";b:0;s:11:"tweet_times";i:1;s:5:"delay";i:0;s:7:"enabled";i:1;s:10:"separation";s:2:"60";s:7:"version";s:3:"3.7";s:14:"tweet_template";b:0;s:6:"status";i:2;s:6:"result";a:0:{}s:13:"tweet_counter";i:2;s:13:"tweet_log_ids";a:1:{i:0;i:2147;}s:9:"hash_tags";a:0:{}s:8:"accounts";a:1:{i:0;s:7:"kazu634";}}' categories: - つれづれ ---

 森美術館では、杉本博司による「時間の終わり」と題した展示が行われていたので、これも見学してきました。

 杉本博司【注1】は世界的に有名なフォトグラファーなんだと思います。彼の名声とか評価というものを全く知らなかったのですが、杉本博司が一流のアーティストであることはわかりました。一番最初の展示で、数学的な世界を図形的に示した模型を、彼は芸術と再定義しました。無機的な図形としか思えないものを、芸術と再定義し、なおかつそれを私たちに説得力あふれる提示の仕方をしていました。

 これはかなり凄いことです。そこら辺にある数学的なモデルが芸術だと納得させているわけですから。普通の人ができることではないです。脱帽でした。