--- title: 外国人学習者用の英英辞典 author: kazu634 date: 2008-01-01 wordtwit_post_info: - 'O:8:"stdClass":13:{s:6:"manual";b:0;s:11:"tweet_times";i:1;s:5:"delay";i:0;s:7:"enabled";i:1;s:10:"separation";s:2:"60";s:7:"version";s:3:"3.7";s:14:"tweet_template";b:0;s:6:"status";i:2;s:6:"result";a:0:{}s:13:"tweet_counter";i:2;s:13:"tweet_log_ids";a:1:{i:0;i:3565;}s:9:"hash_tags";a:0:{}s:8:"accounts";a:1:{i:0;s:7:"kazu634";}}' categories: - English ---
Perlの偉い人がこんなことを言ってLDOCE (4E/UP) W/WRITING ASSIST : PAPER+ROM(2) QT7を勧めている。
一番の特徴は、単語の説明に使うための2000語程度からなるThe Longman Defining Vocabularyという、「単語を定義するための単語リスト」が用意されていて、辞書内の説明が(固有名詞などを除けば)すべてそれでなされているという点。要はこれだけの単語の意味をしっかり把握していれば、あとはこれらのDefining Wordsで言い換えてしまえばいい。
実は外国人学習者用の英英辞典は単語の説明に用いる英単語の数を制限しているのは当たり前のことだから、これだけだとLDOCE (4E/UP) W/WRITING ASSIST : PAPER+ROM(2) QT7を勧める理由としては足りないと思われる。外国人学習者用の英英辞典で思いつくだけでも、
は、「単語を定義するための単語リスト」があったはず。まぁ、このあたりは偉い人もご存じのことだと思われる。
これだけだとなんなので、外国人学習者用英英辞典のビッグ3について個人的な印象を言わせてもらえば、
こんな感じ。
Advanced Learner’s English Dictionary (Collins Cobuild) with CD-ROMのあくの強さは独特で、たとえばloveをこいつで引くと
1 If you love someone, you feel romantically or sexually attracted to them, and they are very important to you.
と定義されている。ここから辞書を引いた人は「loveを使うときは主語が人でなければならなくて、(少なくとも(1)の意味で使うときには)目的語も人でなければいけない」ということを読み取ることを期待して、こいつは作られている。だから、ちょっとあくが強い。それに対して、Oxford Advanced Learner’s Dictionaryでは
1 [VN] (not used in the progressive tenses) to have very strong feelings of affection for sb:
(ex) I love you.
というように定義されていて、loveという動詞をどのように用いるかはちょっとわかりにくい。例文で使い方の補足がされている。でも、主語が人orもののどちらであるべきかは、依然としてよくわからない。LDOCE (4E/UP) W/WRITING ASSIST : PAPER+ROM(2) QT7でもこの状態は変わらない。
1 *ROMANTIC ATTRACTION*
[T not in progressive] to have a strong feeling of affection for someone, combined with sexual attraction
やっぱりloveの後ろは人であることはわかるけど、主語が「人」であることが大半だということは伝わってこなかったりする。
こんなことを踏まえた上で自分が使う辞書を選ぶといいと思われる。人の好みとかあるしね。Advanced Learner’s English Dictionary (Collins Cobuild) with CD-ROMなんかはアウトプットするときに使うのが最高の使い方だと思うけど、インプットの時は定義がまどろっこしくて使いづらくなってしまう。インプットの時は「いかにも辞書の定義です」というような定義の方がすんなり入ってくるだよなー。
ちなみに洋書を読む目的で日本語の辞書を勧めろと言われれば、うちのボスも関わっている『リーダーズ英和辞典』しかありえない。”The Dictionary for Readers”を自認するだけあって、膨大な量の単語が掲載されている。19世紀よりも前の英語を読むのでもない限り、こいつで十分すぎるぐらい十分。*2。