--- title: 研究者としての資質 author: kazu634 date: 2007-12-31 wordtwit_post_info: - 'O:8:"stdClass":13:{s:6:"manual";b:0;s:11:"tweet_times";i:1;s:5:"delay";i:0;s:7:"enabled";i:1;s:10:"separation";s:2:"60";s:7:"version";s:3:"3.7";s:14:"tweet_template";b:0;s:6:"status";i:2;s:6:"result";a:0:{}s:13:"tweet_counter";i:2;s:13:"tweet_log_ids";a:1:{i:0;i:3559;}s:9:"hash_tags";a:0:{}s:8:"accounts";a:1:{i:0;s:7:"kazu634";}}' categories: - メモ ---

 フューチャリスト宣言 (ちくま新書)より:

この話との関連で言えば、大学院の入試の時に、研究者としての資質を見る方法があるということに最近気づいたんです。学生によっては、「学部で習ったことはきちんと理解できています」とか言って数式を解いてみせる人がいるんだけれど、そういう人はまずダメで研究者になる資質を持っている人というのは、野次馬的にいろんな方面に興味を持っている人だと思う。それは脳科学の「心の理論」すなわち、他者の心を読み取ったり、あるいは共感する能力と関係している。共感力とは、とんがった知性においても大事です。みんなが興味を持っていることに野次馬的な関心を持っている人は資質が高いです。