--- title: I meant to be less provocative. author: kazu634 date: 2006-10-21 url: /2006/10/21/i-meant-to-be-less-provocative/ wordtwit_post_info: - 'O:8:"stdClass":13:{s:6:"manual";b:0;s:11:"tweet_times";i:1;s:5:"delay";i:0;s:7:"enabled";i:1;s:10:"separation";s:2:"60";s:7:"version";s:3:"3.7";s:14:"tweet_template";b:0;s:6:"status";i:2;s:6:"result";a:0:{}s:13:"tweet_counter";i:2;s:13:"tweet_log_ids";a:1:{i:0;i:2611;}s:9:"hash_tags";a:0:{}s:8:"accounts";a:1:{i:0;s:7:"kazu634";}}' categories: - つれづれ ---

 なんとなく今日卒論について後輩達から質問を受けたのですが、要は「どの程度頑張ればいいのか?」ということを聞きたかったようでした。うで、自分としては

の二つのどちらを言おうか迷ったのですが、「本当のこと」を言うと恐慌状態が起きると思ったので、「嘘でもないけど、本当でもないこと」を言いました。大

学院に進学するぐらいの意欲がある人ならば「嘘でもないけど、本当でもないこと」を言われても「自分が思ったとおりに努力」した結果は先生方をうならせる

ものになるはずだし、その一方でそれほどの意欲もない人に無理強いさせてもいいものなんかできるはずもないので。先生方もそのあたりのことは分かってい

て、大学院進学率が100%というわけではないわけですから学部生の卒論については特に不問にしているようです。

 その話を聞いていて助手さんが待ったをかけて、取りなして、目安なんかを示していました。うでも、自分としてはモチベーションのない

人に目安をいくら示してもいいものなんてできっこない気がするので、そうすることにどれぐらいの効果があるのか疑問に思いました。自分だったら、好きでも

ないことで、形式的に提出しければならないものに、そんなに時間なんてかけたいとは思わないわけで…

 思い出すのはF先輩の「他人のモチベーションの管理までするつもりはない」(だったかな?)という言葉です。モチベーションの低い人

には何も言わずにスルーしていたのが印象的でした。「あなた先輩なんだから、少しは口出した方がいいのでは…」と、いつも叱りつけられていた自分なんかは

思っていました(ある程度認めてもらえると今度はスルーではなく、先輩自身の基準で判断し出すらしく、ぺーぺーの自分はダメだしばかりでした)。世の中っ

て不公平にできているなと思ったものです。同じことやってスルーされる人と叱りつけられる人がいるのですから。