--- title: 『ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか』 author: kazu634 date: 2007-12-31 url: /2007/12/31/_780/ wordtwit_post_info: - 'O:8:"stdClass":13:{s:6:"manual";b:0;s:11:"tweet_times";i:1;s:5:"delay";i:0;s:7:"enabled";i:1;s:10:"separation";s:2:"60";s:7:"version";s:3:"3.7";s:14:"tweet_template";b:0;s:6:"status";i:2;s:6:"result";a:0:{}s:13:"tweet_counter";i:2;s:13:"tweet_log_ids";a:1:{i:0;i:3561;}s:9:"hash_tags";a:0:{}s:8:"accounts";a:1:{i:0;s:7:"kazu634";}}' categories: - メモ ---
『ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか』を読む。順番的には
となるはずだけど、自分はMade to Stick: Why Some Ideas Survive and Others Dieから読んでいた。もともとMade to Stick: Why Some Ideas Survive and Others Dieは『ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか』内の
感染ではメッセンジャーが重要な役割を果たす。伝播させるのはメッセンジャーなのだ。しかし、言うまでもなくメッセージの内容も重要である。そして、そこで問われるべきメッセージの性質こそが「粘り」なのである。そのメッセージは―あるいは食べ物でも、映画でも、製品でもかまわない―記憶に残るか?変化を生み出すほど、誰かに行動を促すほど、記憶に残りやすいか?
という部分を受けて、「粘る(=stick)」とはどういうことなのかを「リバースエンジニアリング」した本なのです。*2
つまり、『ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか』は「粘る」メッセージをどのように作られたのかを見ていく本で、Made to Stick: Why Some Ideas Survive and Others Dieは「粘る」メッセージに共通する性質とは何かを考えた本な訳です。どちらもお勧め。*3
*1:この本の中で一番有名なフレーズは"The Curse of the Knowledge"というヤツで、アメリカのWebではかなり評判のベストセラーです
*2:いやね、こういう風に筆者自身が言っているのです
*3:アイディア出しの本としては『佐藤可士和の超整理術』よりMade to Stick: Why Some Ideas Survive and Others Dieを読んだ方だためになると個人的には思う