--- title: どんだけアカポスって恐ろしいんだ… author: kazu634 date: 2008-11-29 url: /2008/11/29/_1160/ wordtwit_post_info: - 'O:8:"stdClass":13:{s:6:"manual";b:0;s:11:"tweet_times";i:1;s:5:"delay";i:0;s:7:"enabled";i:1;s:10:"separation";s:2:"60";s:7:"version";s:3:"3.7";s:14:"tweet_template";b:0;s:6:"status";i:2;s:6:"result";a:0:{}s:13:"tweet_counter";i:2;s:13:"tweet_log_ids";a:1:{i:0;i:4403;}s:9:"hash_tags";a:0:{}s:8:"accounts";a:1:{i:0;s:7:"kazu634";}}' categories: - メモ ---

いったい、博士号をとる、というのは、就職に有利なのだろうか? 私の知っている人事で、公募だったのだが、博士号のある人が落とされて、ない人が採用された例がある。この場合はいろいろ事情があったのだが、たとえば教授連が博士号を持っていない時、博士号のあるやつなどに新任で来られては嫌だというので、敬遠されるということは、十分ありうることで、それを考えると博士号などとらないほうがいい場合もあるのだ。博士号を授与すれば、教授は文部科学省から褒められるが、とった方は褒められず、就職に差し支える、となったら、まるでヤクザの世界みたいな不正が横行しているわけで、水月昭道君が言うとおりなのだが、何もこれは私立大学に限らない。

 大学への就職というのは、あまり業績があり過ぎると妬まれて不利になるから、なるべく少なめにしておくというのが、学者の処世術だ、って私が言うのも変だが、同様に、汗水たらしてノイローゼになって博士号をとって、それで不利になるのじゃ割にあわなすぎる。有力なコネがあるとか親が有力者だとかいうのでない限り、博士号なぞとるのは考えものだ、ぞ。

博士号をとろうとしている人文系院生に告ぐ – 猫を償うに猫をもってせよ