--- title: わかっている人間とわかっていない人間 author: kazu634 date: 2006-06-04 wordtwit_post_info: - 'O:8:"stdClass":13:{s:6:"manual";b:0;s:11:"tweet_times";i:1;s:5:"delay";i:0;s:7:"enabled";i:1;s:10:"separation";s:2:"60";s:7:"version";s:3:"3.7";s:14:"tweet_template";b:0;s:6:"status";i:2;s:6:"result";a:0:{}s:13:"tweet_counter";i:2;s:13:"tweet_log_ids";a:1:{i:0;i:2389;}s:9:"hash_tags";a:0:{}s:8:"accounts";a:1:{i:0;s:7:"kazu634";}}' categories: - つれづれ ---

Life is beautiful: ワイルド・ソウル、マフィアの親分が語る人生哲学

 Life is Beautiful『ワイルドソウル』が紹介されていたので、気になって購入しました。そこでは、マフィアのボスがこんなことを言います。

「世の中には、二種類の人間しかいない」…「分かっていない人間と分かっている人間―目に見えている世界の表層をなぞるだけの人間と、その表層の集合体から本質を見極めようとする人間だ。言っている意味、分かるか?」…「表層だけをなぞるだけの人間でも、世間並みの成功を収めることができる。現象のみを捉え、その対処法を経験値として蓄積してゆく。その経験値を元に未来に対処してゆく。少し聡い人間なら誰でもやっていることだ。だが、あくまでも意識はそのレベルにいる。いわば処世術にすぎない。それは分かっているとはいえない。住む世界や国が変われば、就く仕事が変われば、それまでの話だ。それまでの対処法は通用しない。が、その表層の集合体から物事の理を導こうとするものは、違う世界でも生き残ってゆく」…「物事がなぜそうなるかを考える。その上で、想像する。」

 何となく、昨年卒業していった先輩の顔が頭に思い浮かびました。うちのI先生に「新しいことが何も言えない」とのたまった人です。大学院の学生としては失格発言以外の何者でもないはずなのに、当たり前のように言ってしまうところが「すごい」と感じていました。あの人の大学院生活というのは、単に学生生活の延長だったのだと思ったんですよねぇ。本当はそんなもんじゃないのに。

 他人のことは、まぁ置いておいて、自分も修論の構想発表に向けてがんばらねば。新しいことを何としてでも言わなければ…昨日、I先生からキラーパスが来て、来月構想発表の日程が組まれましたです。がんばります。


ワイルド・ソウル
ワイルド・ソウル 垣根 涼介 おすすめ平均 stars一気に読めたけど。stars読んだらファンになりますstars期待以上の面白さstarsさすが幻冬舎!!stars棄民政策からAmazonで詳しく見る by G-Tools