--- title: 大学学部の存在 author: kazu634 date: 2008-04-16 wordtwit_post_info: - 'O:8:"stdClass":13:{s:6:"manual";b:0;s:11:"tweet_times";i:1;s:5:"delay";i:0;s:7:"enabled";i:1;s:10:"separation";s:2:"60";s:7:"version";s:3:"3.7";s:14:"tweet_template";b:0;s:6:"status";i:2;s:6:"result";a:0:{}s:13:"tweet_counter";i:2;s:13:"tweet_log_ids";a:1:{i:0;i:3887;}s:9:"hash_tags";a:0:{}s:8:"accounts";a:1:{i:0;s:7:"kazu634";}}' categories: - つれづれ ---

で、上の引用部に「授業でコンパイラを書くだけ」とあるけれど、 大学学部で扱うトピックがさほど深いものにならないのはある意味仕方無いことだと思う。 深く突き詰めるには進む方向がある程度見えてないとならないんだけど、 専門分野ってのは先へ行くほど急速に広がっているんで、 学部くらいでは進む方向を定めることが難しい。 後でどっちにも進めるような共通部分の基礎固めをしようとすると、 あんまりエキサイティングでないトピックとか、 現実の問題との結びつきがピンとこない抽象的な話とかに なっちゃうんじゃないかなあ。

ただ、それは「大学側から提供するプログラムとしては、 あんまり尖ったものにできない」というだけであって、自分で やりたい方向のある学生がそっちに深入りして行こうと思ったら それなりのリソースへのアクセス手段が揃っているところだと思うよ、 大学は。

Shiro

やっぱり自分で問題を選び始めてからが、何事もおもしろくなるんじゃないかな。自分も大学での講義は退屈だった。先生方が凄いのはわかったけれど。おもしろいと感じるようになったのは、自分で問題を選べる大学院生になってからだったように思う。振り返ると、学部での勉強は自分でおもしろい問いを見つけるためのバックボーンだったなー。