この本を読んで面白いと感じた部分は、できるマネージャーと凄いリーダーの違いでした。
できるマネージャー
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すごいリーダー
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・理性、データ、分析(左脳)
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・感性、感情、直感(右脳)
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・クールでテクノクラート風
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・熱くビジョンを語る
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・冷静さ、客観性を重視し、計数管理がうまくできる
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・強烈な価値観を持っていて、それを押し通す、カリスマ
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・システムを使う
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・人間くささ、人間的魅力で人を引っ張る
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・論理学やルールを重んじる
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・人間学や人間的愛情を重んじる
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・ルールを遵守する
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・自分のフィロソフィーを守る
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・誰がやってもうまくできる仕組みを作って、他の人(後継者)が効率よく仕事をやっていけるようにする
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・この人について行きたいと思わせる、持って生まれた人間性が鍵なので、余人を持って代え難い
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・バランス感覚に優れている
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・大きな絵やビジョンを考え、それを追い求める
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・しかし、どこか特別に際立っているところが必ずしもあるわけではない
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・バランスがあると言うよりは、時に偏っているぐらい特徴のある思想を持つ。しかし、多少とも抜けがあり、はらはらさせる
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・でも、抜けがなく安定力がある。平均以上にすべてが良くできる
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・でも、その絵やビジョンが外れではなく、人に熱くアピールするときには、周りもついつい応援してしまう
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・危機的状況を予防したり回避したりする
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・危機的状況で迫力を出す
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・必然的世界に生きる
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・偶発的世界に生きる
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・何かを守る
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・何かを壊す、変化させる
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・すでにある枠組みを大いに利用する
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・枠組みを作り出すか、壊す
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・調和、配慮
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・攻撃的で妥協しない
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・人の割り振りを行う
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自分でぐいぐい前進する
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アップルのジョブズは完全に凄いリーダーなんだろうなぁ…というのが感想。