blog/content/quotes/2019/2019-07-27-Jenson-Button-on...

31 lines
4.4 KiB
Markdown
Raw Blame History

This file contains ambiguous Unicode characters

This file contains Unicode characters that might be confused with other characters. If you think that this is intentional, you can safely ignore this warning. Use the Escape button to reveal them.

+++
title = "レースに戻りたいとは思っても、F1に未練は感じなかったね"
date = 2019-07-16T15:04:05Z
description = "元F1レーサーのジェンソン・バトンがスーパーGTドライバーになるにあたってのコメントを引用しました"
tags = ["book"]
categories = ["Quotes"]
author = "kazu634"
+++
元F1レーサーのジェンソン・バトンがスーパーGTドライバーになるにあたってのコメントを引用しました:
> 「たしかにF1は技術的には時代の最先端を行っている。マシンだって乗れば最高に楽しい。楽しくないわけがないんだ。
>
> でも、復帰は考えなかった。レースに戻りたいとは思っても、F1に未練は感じなかったね。今のF1は政治的な駆け引きが多すぎるし、複雑で巨大になりすぎた。ドライバーが素直にレースを楽しめる世界ではなくなってしまったんだ。
>
> だけどスーパーGTは違う。もちろんF1に比べれば、レースはベーシックかもしれない。マシンにはいまだにクラッチがあるし、同僚のドライバーやスタッフとプランを考えたりしながら、必死にチームとして戦っていく。でも、そのベーシックさこそが、かけがえのない魅力なんだよ。
>
> もともと僕がこの世界に足を踏み入れたのは、父にカートを買ってもらったのがきっかけだった。それから週末が来るたびに草レースに親しむようになり、二人三脚で少しずつステップアップしていったんだ。もちろん生活は大変だった。父は車まで売って、資金を出してくれたからね。でもあの頃は本当に楽しかった。スーパーGTは、当時の気持ちを思い出させてくれるんだ」
>
> バトンは、GTのファンもまたF1にはない魅力を感じているはずだと指摘する。
>
> 「子供たちが車の絵を描く時には、F1マシンじゃなくてスーパーGTみたいな『スポーツカー』を描く。それは誰にでもわかるカッコ良さ、気持ちを惹きつける魅力があるからさ。しかもレースは抜群に面白い。F1と違ってどのチームが勝ってもおかしくないし、抜きつ抜かれつのシーンも多い。誰もが夢中になるのは当然なんだ」
>
> だが、最も夢中になっているのはバトン本人だろう。それこそ子供のように目を輝かせながら語り続ける姿には、自分の原点に立ち返った無垢な喜びが溢れている。
>
> 「今の僕は人生を心から満喫している。そして自分が好きだったものにも、本当に自然体で向き合えるようになった。シーズンの開幕がとにかく待ち遠しいよ。僕自身の新しい章が、ここから始まるんだ」
<div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;"><div class="amazlet-image" style="float:left;margin:0px 12px 1px 0px;"><a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07BF681L3/simsnes-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/515b1RZJyBL._SL160_.jpg" alt="Number(ナンバー)949号#横浜優勝/ベイスターズが愛されるワケ。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))" style="border: none;" /></a></div><div class="amazlet-info" style="line-height:120%; margin-bottom: 10px"><div class="amazlet-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07BF681L3/simsnes-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">Number(ナンバー)949号#横浜優勝/ベイスターズが愛されるワケ。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))</a><div class="amazlet-powered-date" style="font-size:80%;margin-top:5px;line-height:120%">posted with <a href="http://www.amazlet.com/" title="amazlet" target="_blank">amazlet</a> at 19.07.16</div></div><div class="amazlet-detail"><br />文藝春秋 (2018-03-29)<br /></div><div class="amazlet-sub-info" style="float: left;"><div class="amazlet-link" style="margin-top: 5px"><a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07BF681L3/simsnes-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">Amazon.co.jpで詳細を見る</a></div></div></div><div class="amazlet-footer" style="clear: left"></div></div>