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”Ideas for Startups”を読んで気になった部分 kazu634 2005-10-22 /2005/10/22/_157/
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つれづれ

 Paul Graham氏のサイトで公開されているIdeas For Startupsを読んで気になった部分について、これから少しずつわけて書いていこうと思います。

 このエッセーは「新規にビジネスを始める人のためのアイディア」という題ですが、「論文などで使える考えをひらめくためには?」などというように読みかえることができるように思いました。気になったのはこの部分。

How do you get good ideas for startups? Thats probably the number one question people ask me.

Id like to reply with another question: why do people think its hard to come up with ideas for startups?

That

might seem a stupid thing to ask. Why do they think its hard? If

people cant do it, then it is hard, at least for them. Right?

Well,

maybe not. What people usually say is not that they cant think of

ideas, but that they dont have any. Thats not quite the same thing.

It could be the reason they dont have any is that they havent tried

to generate them.

拙訳

 新規にビジネスを始める人のための素晴らしいアイディアをどのように手に入れればいいのだろうか?それが、おそらく私に聞きたい一番の質問だろう。

 私は別な質問をすることで答えようと思う。どうして人々は新規にビジネスを始める人のための素晴らしいアイディアをひらめくのを困難だと思うのだろう、と。

 その質問は、尋ねるにしては愚かな質問のように見えるかもしれない。そうした人々はそれが困難だとなぜ考えるんだろう?ある人に何かできないことがあれば、少なくともその人にとっては、そのことは困難なことということになるというのに。わかるだろう?

 

うん。もしかすると違うのかもしれない。しばしば言われていることは、アイディアを思いつくことができないということではなく、それまで一つもアイディア

を思いついたことがないということなのだろう。後者の捉え方は前者の捉え方と全く同じではない。アイディアを一つも思いついたことがないのは、一度もアイ

ディアを生み出そうとしなかったからなのかもしれない。

 「困難」という言葉は主観的なものであり、そして大抵

の人々はアイディアを思いつこうとすらしていないために、「アイディアを思いつくのは困難である」と考えられていると述べています。逆から言えば、「アイ

ディアを思いつくことは可能だ」ということになるのでしょう。(つづく)