blog/content/post/2006-08-02-00000286.md

2.0 KiB
Raw Blame History

title author date url wordtwit_post_info categories
夏目漱石の展示 kazu634 2006-08-02 /2006/08/02/_311/
O:8:"stdClass":13:{s:6:"manual";b:0;s:11:"tweet_times";i:1;s:5:"delay";i:0;s:7:"enabled";i:1;s:10:"separation";s:2:"60";s:7:"version";s:3:"3.7";s:14:"tweet_template";b:0;s:6:"status";i:2;s:6:"result";a:0:{}s:13:"tweet_counter";i:2;s:13:"tweet_log_ids";a:1:{i:0;i:2473;}s:9:"hash_tags";a:0:{}s:8:"accounts";a:1:{i:0;s:7:"kazu634";}}
つれづれ

 今日は、大学の付属図書館のY植さんに連れられて、研究室のみんなで夏目漱石の展示を見に行きました。基本的にきちんと申請しなければ公開しない展示だそうなので、見れたのはラッキーだったということです。Yさん曰く:

学生でも、こんな展示があるとは気づかずに卒業していくような、そんなひっそり感が漂う展示

だそうです。

 夏目漱石の自筆は達筆で、ちょっと読解が困難でしたが、娘に宛てた手紙は楷書で書かれていて読みやすかったです。ほほえましかったです。自分が翻訳した時代の夏目漱石の遺品が収蔵されていて、理解が深まった感じです。

 何となくほほえましかったのは、先生時代に授業計画を立てていて、

One hour (here meaning 50 minutes) […]

こんな風に漱石が書いていて、「誰も英語の先生が英語で書いた授業計画を読みもしないのに、自分以外の誰かが読むことを想定している!」ことに驚きました。同僚の英語教師ならわかりますが、その場合授業時間が何分なのかはわかりそうなものだと思うんですけれどねぇ…