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title: I meant to be less provocative.
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author: kazu634
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date: 2006-10-21
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- つれづれ
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なんとなく今日卒論について後輩達から質問を受けたのですが、要は「どの程度頑張ればいいのか?」ということを聞きたかったようでした。うで、自分としては
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本当のこと:先行研究(2~3年前まで遡った。文学研究なら十分最新といえる…はず)を踏まえた上で、それらの動向から問題点を見<br /> いだし批判する内容のアウトラインを提出するも、要約すると「問題点が些末」の一言でばっさり切り捨てられやり直しを命じられる。これまで非常に厳しく指<br /> 導していただいた講師の先生ですら自分に同情するも、主任教授の30年近い研究者生活という年月の積み重ねには誰も勝てませんでしたが何か?
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嘘ではないけど、本当でもないこと:大学院生ですら文献を要約したような論文を書いて卒業できているんだから、自分が思ったとおりに努力すれば大丈夫だよ。
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の二つのどちらを言おうか迷ったのですが、「本当のこと」を言うと恐慌状態が起きると思ったので、「嘘でもないけど、本当でもないこと」を言いました。大
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学院に進学するぐらいの意欲がある人ならば「嘘でもないけど、本当でもないこと」を言われても「自分が思ったとおりに努力」した結果は先生方をうならせる
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ものになるはずだし、その一方でそれほどの意欲もない人に無理強いさせてもいいものなんかできるはずもないので。先生方もそのあたりのことは分かってい
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て、大学院進学率が100%というわけではないわけですから学部生の卒論については特に不問にしているようです。
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その話を聞いていて助手さんが待ったをかけて、取りなして、目安なんかを示していました。うでも、自分としてはモチベーションのない
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人に目安をいくら示してもいいものなんてできっこない気がするので、そうすることにどれぐらいの効果があるのか疑問に思いました。自分だったら、好きでも
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ないことで、形式的に提出しければならないものに、そんなに時間なんてかけたいとは思わないわけで…
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思い出すのはF先輩の「他人のモチベーションの管理までするつもりはない」(だったかな?)という言葉です。モチベーションの低い人
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には何も言わずにスルーしていたのが印象的でした。「あなた先輩なんだから、少しは口出した方がいいのでは…」と、いつも叱りつけられていた自分なんかは
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思っていました(ある程度認めてもらえると今度はスルーではなく、先輩自身の基準で判断し出すらしく、ぺーぺーの自分はダメだしばかりでした)。世の中っ
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て不公平にできているなと思ったものです。同じことやってスルーされる人と叱りつけられる人がいるのですから。
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