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本やタウンとSleipnir | kazu634 | 2005-11-27 |
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本やタウンというオンライン書店サイトがURLによって検索の結果を表示するようになりました。この本やタウンは日販という本の問屋が運営しているサイトです。このように書くと、二つの疑問が生じると思います。
- アマゾンがあるというのに、なぜ本やタウンを利用する必要があるのか?
- そのサイトがURLによる本の検索ができるようになったことでどのような利益があるというのか?
この二点です。
まず最初の疑問についての答えですが、受け取り先として大学の生協を利用できるということです。大学の生協の書籍部は大抵の本を10%割引で販売しています。アマゾンであれば定価販売ですが、生協を通せば10%割引です。3,000円の本であれば300円が浮きます。缶コーヒー2杯分と少しです。これはかなりでかいです(生協の会員でなければ、あまりメリットがない、とも言いますかね…)。
二点目については、以前も紹介したSleipnirというブラウザはURLによって検索の結果を表示するタイプのサイトであれば、設定によりブラウザから簡単に検索できるのです。「URLによって検索結果を表示するタイプのサイト」というのは例えば、Googleのようなサイトです。Googleで「simoom’s nest」を検索すると、「http://www.google.com/search?hl=ja&lr=lang_ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=simoom%27s+nest&num=50」というURLが検索の結果として表示されます(下線部注目)。このように検索結果をURLとして反映するサイトであれば、画像の右上の検索小窓からカスタマイズ次第で検索ができるようになるというわけです(画像はクリックすると拡大します)。するとどのようなことができるようになるかというと、とりあえずWeb上で本の紹介をするときにはAmazonがデファクトスタンダードになっているので、そうしたWeb上で紹介されているリンクをたどってAmazonのページにたどり着いたら、本のタイトルをコピーしてブラウザの検索小窓にペースト、本やタウンで注文してしまえば、これだけで10%割引で本を買うことができるわけです。
二点目について補足すると、これまではAmazonのページでタイトルのコピー→ブックマークから「本やタウン」を選択→「本やタウン」のサイトが表示されるまで待つ→「本やタウン」で本の検索→「本やタウン」の本の詳細ページという順を踏んでいたわけですが、今回の変更でAmazonのページでタイトルのコピー→ブラウザで検索→「本やタウン」の本の詳細ページということになり個人的に非常に便利になったというわけです。あまり変わっていないようですが、「本やタウン」のサイトが表示されるまで待つ時間は体感でとても長いものだったんですよねぇ。