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スティーブ・ジョブズのスタンフォードでの卒業式スピーチを読んで考えたこと kazu634 2005-12-23 /2005/12/23/_210/
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つれづれ

スティーブ・ジョブズのスタンフォードでの卒業式スピーチの日本語訳を読んで考えたことを、書いています。ちなみにスティーブ・ジョブズとは、iMacやiPodを制作・販売しているアップルのCEOのことです。


スティーブ・ジョブズはスピーチの中で次の三つの点を述べている。つまり、

  • 先を見通して点をつなぐことはできない。振り返ってつなぐことしかできない。だから将来何らかの形で点がつながると信じなければならない。何かを信じなければならない。直感、運命、人生、カルマ、その他何でも。この手法が私を裏切ったことは一度もなく、私の人生に大きな違いをもたらした。
  • 人生は時にレンガで頭を殴る。信じることを止めてはいけない。私は自分がしていることがたまらなく好きだ。それが私を動かし続けている唯一のものだと堅く信じている。たまらなく好きなことを見つけなければならない。そしてそれは仕事についても愛する人についても真実だ。仕事は人生の大きな部分を占めることになり、真に満足を得る唯一の方法は偉大な仕事だと信じることをすることだ。そして偉大な仕事をする唯一の方法は自分がしていることをたまらなく好きになることだ。まだ見つけていないなら探し続けなさい。妥協は禁物だ。核心に触れることはすべてそうであるように、それを見つければ分かる。そして素晴らしい関係は常にそうであるように、それは年を経るにつけてどんどん良くなっていく。だから見つかるまで探し続けなさい。妥協は禁物だ。
  • 皆の時間は限られているから誰か他の人の人生を生きることで時間を無駄にしてはいけない。教条主義の罠にはまってはならない。教条主義とは他の人々の思考の結果に従って生きることだ。他の人の意見という雑音に自分自身の内なる声をかき消されないようにしよう。そして最も重要なことは、自分の心と直感に従う勇気を持つことだ。心と直感は本当になりたい自分をどういうわけか既に知っている。その他すべてのことは二の次だ。

そして、結論として次のように述べている。「ハングリーであり続けろ。愚かであり続けろ。」

スティーブ・ジョブズは落ち目の企業であったアップルを見事に再生させた。しかも、その手法は単純に賃金をカットするというものではなく、新しい製品(iMacやiPod)を陣頭指揮して作り出すという方法で再生させたのである。このような素晴らしい才能の持ち主が大学を卒業し、これから社会に出て行こうとする大学生に向けたスピーチがこのスピーチということになる。

これらの点はとても重要に思える。特に仕事の部分については共感する。毎日やるからには、好きなことを仕事にしたいものだと思う。そうでなければ、毎日が退屈で、灰色の生活を送ることになりそうだから。

素晴らしい関係を求めて、妥協をしないことは大事なことだと思う。でも、それはとてつもなく困難なことでもある気がする。妥協をせずに、少しずつ積み上げていけるといいのだけど…


2005/12/23 追記:

 iPodを購入しました。PodCastでスタンフォード大学がJobsの演説の音声を配布していることを知ったので、早速ダウンロードしてみました。charismaticという意味が初めてわかりました。しびれます。ぜひぜひ音声でも聞いてみることをお薦めします。ただiPodがないと無理かもしれません…