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Sayuri kazu634 2005-12-31 /2005/12/31/sayuri/
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つれづれ

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 Sayuriを観てきました。Sayuriというのは主人公である芸者の源氏名【注1】です。映画はその「さゆり」の半生を追いかけるという形式でした。

 いや、まぁ、なんというかチャン・ツーイー狙いで行ったのですが、アカデミー賞候補になっているのも納得でした。短い間隔で展開がどんどん変わっていくので、飽きさせなかったです。「これからどうなるんだろう?」というような緊張感に支えられて、いつの間にか映画が終わっていました。最後になるまで明らかにならないのですが、これってよくある物語類型でした…


  • 注1 職業女性が用いる仮名(かめい)の一種。宮廷の女官が『源氏物語』の帖名(じようめい)を仮名として与えられたのに始まる。この風習は武家の奥向きに伝わり、近世には遊女の妓名(ぎめい)にも源氏名を用いた。厳密に帖名だけに限らず、小紫(こむらさき)、高尾(たかお)など漢字2、3字の名をすべて源氏名という。近代になって水商売の女性の仮名に拡大したため外国名の源氏名が生じた。なお、芸者などが用いた漢字でない二音の名を「おの字名」例、おしまという。