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若いうちは何でも挑戦するべき? | kazu634 | 2006-11-05 | /2006/11/05/_387/ |
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昨日、うちの寮母さんと話をしていて考えたことを書いています。漠然としていた考えがまとまったので、メモっておきます。
自分は最近7~10ぐらい年上の先輩(女性なので詳しいことを聞けず…)の父親と自分の父親がだいたい同い年ということを知りました。自分には同年代の人よりも7~10ぐらいのビハインドがあったようです。
「若いうちは何でも挑戦してみなさい」ということがよく言われているが、このような一般化された文句は誰にでも当てはまるのだろうか?「若い」ということがどのようなことを表すのかを考えることを通して検証していく。
Paul Grahamは「学生のためのベンチャー指南」(“A Student’s Guide to Startups”)において次のように述べている:
The advantages of rootlessness are similar to those of poverty. When you’re young you’re more mobile–not just because you don’t have a house or much stuff, but also because you’re less likely to have serious relationships.
Shiroさんの翻訳
根無し草であることの利点も、貧乏のそれと似ている。若いということは身軽ということだ—単に家や持ち物が少ないというだけでなく、離れられない人間関係というものがあまり無い。
言い換えれば、若いということは
- 家や持ち物などの不動産を持たない
- 離れられない人間関係というものがない
ということがわかる。一概に一般化することはできないが、若者にはこのような傾向が見られるということをPaul Grahamは述べている。
(1)の条件については、財産は基本的に両親のものであるはずだから、傾向としては妥当なものだろう。それでは(2)の条件はどうなっているだろうか?
「離れられない人間関係」―これは次の二つを指すと考えられる。
- 恋人
- 両親などの家族
この二つを意味するだろう。そして真剣に結婚を考えて交際する人というのは若いうちは少ないだろうから、若者は恋人という離れられない人間関係を持つことは少ないと考えられる。
両親などの家族を離れられない人間関係と捉えてみると、「深刻な関係を持つ可能性が低い」(you’re less likely to have serious relationships.)というのも一般的には成り立つだろう。若いうちは親もまだ50代ぐらいだろうから、それほど健康面などで深刻な心配事を持つ可能性は低いだろうから。
結論: 一般的には「若いうちは何でも挑戦してみるべき」と言える。