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+++ title = "人は変わることができる。意識を変えねばならない状況に置かれれば彼も変わるだろう。" date = 2020-03-22T15:04:05Z description = "星系出雲兵站-遠征- 3で気になった部分をまとめています" tags = ["book"] categories = ["Quotes"] author = "kazu634" images = ["https://m.media-amazon.com/images/I/51Dv5DmDJbL.SL160.jpg"] +++

星系出雲兵站-遠征- 3で気になった部分をまとめました。

軍事作戦は、意図と能力の二つが揃って実行される。ゴートに関しては著しく情報が少ないために、能力の点で武力制圧は不可能とされてきた。

「軍事作戦は、意図と能力の2つが揃って実行される」ということですが、たしかにそのとおりと思いました。意図があっても、能力がなければ周囲からは無視されることになるだろうし、意図がなくても、能力さえあれば、抑止能力が高いということなのでしょう。

軍事作戦は、意図と能力の二つが揃って実行される。ゴートに関しては著しく情報が少ないために、能力の点で武力制圧は不可能とされてきた。

だが、危機管理委員会による黒崎仮説の解釈如何では、自分たちはゴートと戦える可能性が生じる。

人は変わることができる。意識を変えねばならない状況に置かれれば彼も変わるだろう。

一線を引いたからこそわかる、愚かしく思える振る舞いについて、ということかと思います。

ただ香椎は、咲坂の認識を改めようとは思わない。咲坂がかつての自分であることがわかったからだ。人は変わることができる。意識を変えねばならない状況に置かれれば彼も変わるだろう。

逆にそんな事態に咲坂が遭遇しないとしたら、つまりは出雲は平和ということで、それはそれで良しとすべきだ。正直、安全組合という軍の外郭団体の役職に収まった香椎にとって、派閥争いのたぐいはガイナスよりも遠い世界の出来事だ。自分はすでにそんなゲームからリタイアした人間なのだ。

星系出雲の兵站―遠征― 3 (ハヤカワ文庫JA)
林 譲治
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